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臨床研修
後期臨床研修プログラム
- 【プログラム名】
- 製鉄記念八幡病院後期臨床研修プログラム
【プログラムの目的と特色】
- 当院後期研修の各プログラムは、2年間の初期臨床研修修了者を対象とし、3年間レジデントとして勤務し、経験豊富な指導医の下、最新の専門的な技術と知識を習得し、地域の中核病院における中堅スタッフとして、自立して日常診療にあたるとともに、専門的な疾患の病体把握ができ、的確な診断と治療法が選択できる能力の獲得を目的としている。
また、チーム医療に加わり診断治療の基本を修得すると共に、認定医専門医資格の取得を目指す。なお、日常診療を行いながら臨床研究を遂行できるように配慮しており、研修期間中には、臨床研究あるいは症例報告を一報以上論文化することを義務づけている。加えて、他診療科からのコンサルテーションに応じる能力、研修医、下級レジデントの指導ができる能力の醸成にも力を入れている。
【研修の概要】
- 「研修期間」
- 原則として3年間。1年ごとに契約更新を行う。研修は各診療科のプログラムに従うが、複数の診療科での研修も可能である。
「研修開始時期」
- 毎年4月1日
「募集人員」
- 各コース1名を基本とする
【研修コース】
- 「腎臓内科コース」(後期研修腎臓内科コース概要)
- 腎臓内科医として、腎炎の診断、治療の実践。電解質異常の治療、輸液管理の実践。
透析医として、透析の導入、維持透析患者の合併症の管理を行い、腎臓内科の幅広い専門的な知識の修得を目指す。内科、腎臓内科、透析学会の認定医取得を目標とする。 *指導責任者: 柳田 太平(腎臓内科部長)
「救急・集中治療・麻酔科基礎コース」(後期研修救急・集中治療・麻酔科基礎コース概要)
- 呼吸・循環・体液電解質・疼痛・鎮静・栄養の各種管理、麻酔手技に裏打ちされた急変時の対応、集中治療学に基づいた重症患者管理に加え、一般疾患の診断・治療、および感染症治療の原理原則から難治症例の治療までの知識習得、手技の習得、その実践、さらにチームリーダーとしての資質を身に付けることを目的とする。
*指導責任者: 海塚 安郎(救急・集中治療部長)
「外科基礎コース」(後期研修外科基礎コース概要)
- 消化器外科、呼吸器外科を中心に各領域を広く経験し、外科医としての基本的な診療の手順や手術手技の習得に努めるとともに、緩和ケア病棟におけるがん終末期医療の経験や、外科、がん診療センター等の各種診療を経験し、エビデンスに基づいた専門治療が実践可能な外科医の育成を目的とする。
*指導責任者: 東 秀史(副院長)
「外科病理学コース」(後期研修外科病理学コース概要)
- 病理専門医研修指導医2名により、病理専門医として適切な医療に貢献するために、診断病理学に必要な知識、技能、態度を身につけ、当院での3年間の後期研修で日本病理学会の専門医資格を得ることができるレベルを目標とする。
*指導責任者: 金城 満(病理診断科)
【後期研修終了後の進路】
- (1)希望に応じて,各地大学医局へ紹介で入局し、臨床系専門医としてさらに修練を積む。
(2)希望に応じて,各地大学院入学試験を受験し、研究活動に入る。 (3)レジデントコースに引き続き、当院常勤スタッフとして採用する。
【処遇】
- (1)常勤又は非常勤の別: 常勤医師として採用
(2)賃金
@ 1年目 給与:月額321,000円、賞与:年2回支給
A 2年目 給与:月額331,000円、賞与:年2回支給
B 3年目 給与:月額351,000円、賞与:年2回支給
*手当て
過勤務手当、呼び出し手当他
*通勤交通費全額負担
公共交通機関は定期代相当額、車両通勤はガソリン代相当額(無料駐車場完備)
(3)勤務時間及び休暇に関する事項
勤務時間:8時30分〜17時00分
休日:年間121日(土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12/29〜1/3))
有給休暇:年間20日
(4)時間外勤務及び宿当直に関する事項
時間外勤務:有り 宿当直:約2〜4回/月平均
(5)社会保険・労働保険
公的医療保険:加入
公的年金保険:加入
労働者災害補償保険の適用:有
雇用保険の適用:有
(6)健康管理に関する事項
健康診断:年2回実施
(7)医師賠償責任保険の扱い
病院において一括加入。
全従業員を包括しており個人加入は不要であるが、別途個人での保険加入は任意。
(8)外部の研修活動に関する事項
学会への参加:可
参加費支給の有無:全国会地方会各1回/年、旅費及び参加費を支給。
筆頭者として発表する場合にはこれとは別に発表の都度旅費及び参加費を支給。
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