認定看護師


【認定看護師とは】
日本看護協会が1996(平成8)年より定めたもので「特定の分野において熟練した看護技術と知識がある」と認められた看護師に与えられる資格です。医療の高度化にともない、より専門的で水準の高い知識や技術をもつ看護スペシャリストが必要とされており、21分野に特化されています。 認定看護師になるためには、競争率の大変厳しい入学選考があり、6ヶ月間にわたる専門教育を受け、なおかつ認定審査に合格しなければなりません。
当院では現在、10名が認定看護師として院内を組織横断的に活動し、ケアの質向上に努めています。患者さん、ご家族に対し、熟練した看護技術をもちいて、より水準の高い看護を実践していきます。

【皮膚・排泄ケア認定看護師 Wound Ostomy Continence
     鶴留 文代 山田 三千穂
皮膚・排泄ケア認定看護師 皮膚・排泄ケア認定看護師とは、Wound(創傷)・Ostomy(人工肛門・人工膀胱)・Continence(失禁)に関するケアを専門的に実践・指導・相談を行う看護師です。 院内でのおもな活動は褥瘡予防・創傷(手術後創を含む)・ストーマ造設患者さんのケアを医師やスタッフと協力して一日でもよりよい状態で患者さんが退院できるように活動しています。 また、2008(平成20)年より糖尿病療養指導士と協力して糖尿病の外来患者さんを対象に、フットケアの指導を開始しました。今後とも自己研鑽を重ねて、他職種の方々とも協力しながら、より水準の高い看護が提供できるように努力していきたいと思っています。


【感染管理認定看護師 ICN Infection control nurse
     川原 しのぶ
感染管理認定看護師 感染管理認定看護師(ICN)の役割は、専門的知識と技術を駆使し、患者さんと職員を院内感染から守ることや院内感染の減少に努めることです。 現在の活動は、ターゲットサーベイランスを中心に各部署をラウンドし、感染対策上、問題がないか点検し、感染症の確認、感染対策の相談、指導にあたっています。 また、根拠に基づいた感染対策の標準化を図り、すべての病院職員への教育・指導を実施しています。つねに自己研鑽し、院内感染に関する最新の情報を生かして、質の高い効果的な院内感染対策が実施できるように病院職員と協力していきます。 感染対策についての疑問やご質問などありましたら、お気軽に相談してください。


【集中ケア認定看護師 Critical care nurse
     林 真理
集中ケア認定看護師 集中ケアは、字のごとく重症な患者さんや、生命の危機に瀕している患者さんの看護を行っていく分野です。
ベッドに横たわる患者さんの状態から、今何が起こっているのか、今後どのようなことが起こるのかを考え、患者さんが元気に家に帰っていただくためには、どのようなことに注意すればよいのか、どのようなケアが必要であるかを、患者さんに関わる医師や看護師、リハビリテーション技師などとともに考えていく分野です。
今は集中治療部のなかだけですが、今後は病棟に出向いて、重症な患者さんのケアを病棟の看護師と一緒に考えていきたいと思います。


【乳がん看護認定看護師 Breast care nurse
     後藤 元子
乳がん看護認定看護師 乳がん看護認定看護師とは、患者さんやご家族に対して治療にともなう身体的・心理的・社会的サポートを行います。たとえば、治療選択にまよったとき、手術などの治療でボディイメージに対して変容が生じる場合、そして術後のリンパ浮腫の予防などのアドバイスを行います。現在、乳がんとたたかっている人、乳がんになっていない人、一人でも多くの方 のお力になれるように頑張りたいと思います。どうぞお気軽に声をおかけください。




【緩和ケア認定看護師 Palliative care nurse
     首藤 麻里
緩和ケア認定看護師 緩和ケア認定看護師の役割とは、がんに罹患した患者さん・ご家族が抱えるさまざまな苦痛を緩和することです。 2006(平成18)年がん対策基本法において、がんと診断された時より、緩和ケアを提供していくことが法令化されました。終末期だけに行われるケアではありません。がんと共に生きている患者さん・ご家族の心身の苦痛を緩和し、生活の質(QOL)を維持し、どのような時期においても希望を見出せることを信じ、 その人らしい人生・生活が送れるようお手伝いができればと考えています。患者さんやご家族のケアについてのお悩みの方、お気軽に相談ください。


【摂食・嚥下障害看護認定看護師 Dysphagia nurse
     櫻木 ゆり
摂食・嚥下障害看護認定看護師 口から食べるということは、もちろん生命維持のための栄養補給ですが、それだけではなく、食べるという楽しみや発達段階の子供にとっては、心の成長にもつながる重要なことでもあります。 摂食・嚥下障害の原因として脳血管障害などがありますが、それ以外に加齢に伴い嚥下機能も低下してきます。当院は高齢者の多い地域に位置し、入院される患者さんもご高齢の方が多くなっています。そのため、患者さんが安全に食べることができるように、医師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士などと、嚥下評価や嚥下訓練を行っています。



【摂食・嚥下障害看護認定看護師 Dysphagia nurse
     小森 香菜子
摂食・嚥下障害看護認定看護師 新人の頃、嚥下障害(飲み込みに障害)のある患者さんを受け持ちました。もともと食べることが大好きだった患者さんは、口から食事が食べられないことにショックを受けていらっしゃいました。そして治療や訓練を進めていった結果、口から食事が食べられるようになりました。その時の患者さんの笑顔が今でも忘れられません。少しでも「食べたい」という患者さんの力になりたいと考え、摂食・嚥下障害認定看護師をめざしました。 今後は、認定看護師として病院のスタッフと協力し、患者さんの「食」に関わっていきたいと思います。


【救急看護認定看護師 Emergency nursing
     山口 和子
救急看護認定看護師 救急看護認定看護師は、急な病気やけがの方など、目の前におられる患者さんの状態を見ながら、どのような看護や処置を優先して行うべきかを専門的知識を生かし、判断しながら看護を行っていきます。そして、人の生命を守るだけでなく、危機的状態にある患者さんやご家族の方の身体面・精神面の看護を行う役割や、院内・院外を問わず、多くの方に救命技術の指導を行う役割も含まれています。
できる限り多くの方々の生命・生活を守るために、色々なスタッフの協力も得ながら、緊急病態の患者さんの看護を充実させていきたいと思っています。