外科


【診療方針】
 対象疾患は、がんを中心とした食道から大腸におよぶ消化管疾患、肝胆膵疾患、肺がんや気胸などの呼吸器疾患、乳がんなどの乳腺疾患等と幅広く診療しています。
 近年、外科でも高齢者や動脈硬化性疾患などの合併症を持った方が増加しています。過不足ない的確な手術を心がけるとともに、麻酔科や集中治療部の協力のもとに細心の術後管理を行っています。

【診療内容】
○食道疾患は、がんおよびヘルニアなどの良性疾患とも鏡視下手術を標準としています。食道
 がんは手術に加え放射線療法、抗がん剤療法と総合的な治療を行っています。
○胃、大腸の手術においては患者さんの状態に応じて、拡大手術から縮小手術、低侵襲手術
 まで幅広く行っています。当院でも腹腔鏡手術の割合が年々増加しています。最近、がんの
 治療では手術に加え、抗がん剤治療を行うことが標準となっています。当院では同一のチー
 ムで手術から外来治療まで可能です。
○肝臓がん、膵・胆道がんの切除件数に関しては、北九州地区ではトップレベルにあります。
 現在、年間約50例の肝切除を行っています。2011(平成23)年より腹腔鏡下肝切除を本格的
 に導入しました。
○胆石症などの胆道結石は、ほぼ全例、腹腔鏡手術あるいは内視鏡的治療が可能となって
 います。
○乳腺は、微細石灰化のみの症例でも確実に診断できるステレオガイド下マンモトーム生検が
 あり、早期診断に力を入れています。温存術やセンチネルリンパ節生検などの縮小手術も可
 能です。
○進行がんで手術の適応にならない方や、再発した方に対しては、放射線治療や化学療法を
 含めた集学的治療が可能です。最新の化学療法を取り入れ、九州地域や全国の臨床試験に
 も積極的に参加しています。

【年間手術症例数】
  2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
乳腺 76 81 80 64 85
呼吸器 56 69 84 86 111
消化管 214 213 239 223 244
  食道 11 11 16 11 9
胃・十二指腸 59 47 61 54 54
大腸・小腸 122 125 135 147 152
虫垂炎 22 30 27 11 29
肝胆膵脾 166 179 160 155 150
  肝癌(原発、転移) 46 54 37 33 36
胆道癌・胆嚢癌・膵癌 28 17 23 17 19
胆石 87 104 90 101 94
脾疾患 0 0 0 0 1
その他 5 4 10 5 0
ヘルニア 63 86 80 84 83
その他 69 84 64 78 62
総 計 644 712 705 686 741
※症例の内容により重複があります


当院発行の広報誌「こんにちは せいてつ病院です(2008年9月、2011年7月)」より外科に関連する記事を抜粋しました。(PDF形式)
乳がんの早期発見・早期治療について(PDF形式/1430KB)
外科における内視鏡下手術の進歩(PDF形式/5321KB)


PDF形式のデータをご覧いただくには最新の Adobe Reader が必要です。
Adobe Readerは左のボタンからダウンロードできます。