腎臓内科


【治療方針】
腎炎の初期から保存期の腎不全、透析療法を行っています。
腎不全の進行をできるだけ抑制させること、透析の合併症の治療と予防に努めています。
常勤医5名で診療にあたっています。

【取り扱っている疾患】
外来 腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、保存期の腎不全の外来治療
病棟 腎炎診断のための腎生検、IgA腎症に対する治療(扁桃摘出術・ステロイドパルス療法)、内シャント造設手術、経皮的血管拡張術(ふうせん治療)、腎臓病教室(保存期腎不全・透析導入の教育)
腎センター  腎不全に対し血液浄化療法(血液透析)、潰瘍性大腸炎に対し白血球除去療法など
CAPD(携帯式腹膜透析)、他科透析患者のバックアップ透析

【診療実績】
  2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
 透析導入数 47名 43名 43名 35名 52名
 維持透析数 110名 100名 90名 85名 82名
 CAPD導入数 13名 7名 13名 3名 2名
 CAPD患者数 27名 18名 23名 14名 12名
 腎生検数 26名 62名 50名 49名 37名
 手術数 79例 110例 146例 157例 155例
 PTA(経皮的血管形成術)数 52例 129例 121例 120例 168例

【検査・手術の説明】
腎生検 たんぱく尿や血尿があって、腎炎、ネフローゼ症候群などの腎臓病が疑われる際に、診断を確定し、治療方針を決めるうえで欠かせない検査です。超音波診断装置で注意深く観察しながら、細い針で腎組織を一部採取し、病理診断します。
内シャント造設術 血液透析を行うには、たくさんの血液を人工腎臓に送らなければなりません。内シャント造設術とは、末梢(ふつうは利き腕と反対の腕)の動脈を静脈につなぐ手術で、局所麻酔で行います。内シャントをもちいることによって血液透析の際、比較的容易に針を刺すことができるようになるのです。大きな静脈がない場合は、動脈の表在化手術や人工血管の移植術を行います。当院では、人工血管移植術は血管外科の専門医に依頼しています。
CAPD
(携帯式腹膜透析)
自分自身の腹膜を利用して透析を行います。1日3〜4回自分で交換する方式、寝ている間に器械を使って行う方式があります。
PTA
(経皮的静脈拡張術)
一度造設した内シャントが狭くなることがあります。細くなったところにカテーテルを入れて、拡張する方法です。放射線科医師と協力して行っています。

【診療の標準化、質への向上の取り組み】
院内や地域の医療機関の方々とも必要な情報交換をしながら、患者さんには検査データや治療内容を説明し、一緒に治療を行っていきます。
腎不全の保存期の患者さんに腎臓病教室を始めました。腎不全時の化学療法、薬物療法を外来にて、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師が説明します。
透析は、腎センターで行い、腎臓以外の病気で入院された場合でも、透析が必要な場合は迅速に対応しています。
透析治療として、血液透析以外にCAPD治療を開始しています。本人、家族、医師、看護師と協力して治療を行っています。また、CAPDの準備としてSMAP法を取り入れています。


当院発行の広報誌「こんにちは せいてつ病院です(2007年6月)」より腎臓内科内科に関連する記事を抜粋しました。(PDF形式)腹膜透析はじめました(PDF形式/692KB)*記事中の益田医師は退職されています。



こちらは(PDF形式/468KB)腎臓病教室のポスターです。
腎臓病教室紹介ポスター(PDF形式/468KB)
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