麻酔科


【診療方針・特徴】
最近、マスコミ等で報道されているとおり、麻酔科医不足は深刻な問題となっています。北九州においても同様ですが、当院においては3名のベテラン麻酔科医が在籍しています。

大学病院にもひけをとらないくらいの充実したマンパワーで、通常の診療時間はもちろんのこと、24時間365日いつでも緊急手術に対応できる体制も整えています。

麻酔科の歴史】
1964(昭和39)年5月に創設された、北九州で最も歴史のある麻酔科のひとつです。数々の諸先輩方を輩出しており、元産業医科大学学長の重松昭生先生もそのうちのお一人です。


【麻酔科医の診療内容】
おもに手術室で、手術という侵襲から患者さんを守る働きをしています。
○手術の麻酔
現在では、手術時の役割分担がはっきりしています。麻酔科管理症例では、手術は外科系医師が執刀し、痛みのコントロールや全身管理(呼吸、循環管理等)は麻酔科医が担当し、手術中の患者さんの命を守っています。
麻酔方法は、手術によりさまざまで、患者さんの全身状態によっても変わってきます。手術前に全身状態を麻酔科でチェックし、そのうえでそれぞれの患者さんにあった麻酔方法を選択しています。

○術後疼痛管理
患者さんの手術後の痛みを軽くし、一日でも早く退院していただけるよう痛みをコントロールしています。



【麻酔科の特徴】
○優れた人材と設備
多くが日本麻酔科学会専門医、またはそれ以上の日本麻酔科学会指導医の資格をもち、安全で質の高い麻酔を提供しています。また、アメリカ麻酔科学会、日本麻酔科学会推奨の基準を満たしたモニターを全室に完備しています。

○術後疼痛管理
手術後の痛みは、手術を受けられる患者さんの最大の関心事のひとつです。手術後の疼痛管理は、周術期の過剰な神経内分泌系のストレス反応を抑制することで、手術後の合併症を予防し、入院期間の短縮に寄与することがわかっています。麻酔科では、術後疼痛管理に積極的に取り組んでいます。

○周術期肺塞栓血栓症予防対策
周術期肺塞栓血栓症予防ガイドラインに沿って、予防対策を行っています。

当院では、外科系医師と麻酔科の連携が非常にスムーズで、周術期管理が大変円滑に行われています。手術というものは、私たちにとっては日常的なことですが、患者さんにとりましては人生の一大事であるということを肝に銘じ、外科系と協力し、安全な手術のために質の高い麻酔を提供していきたいと考えています。


当院発行の広報誌「こんにちは せいてつ病院です(2012年4月)」より麻酔科に関連する記事を抜粋しました。(PDF形式)麻酔科医による麻酔のはなし(PDF形式/3072KB)


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